看護師の男女比は9:1で女性の比率が多いと言われています。
ジェンダーレスの流れもあり男性の看護師も増えつつありますが、まだまだ女性看護師が多いのが現状です。しかし、女性ばかりの職場だからこそ、男性看護師が重宝される場合も多々あります。
看護師の仕事には、体力が必要な場面が多々あります。患者の移動介助や身体のケア、力仕事、夜勤などは、体力のある男性看護師が頼りにされる場合が多いでしょう。そして男性患者の中には、女性看護師には話しづらいことでも男性看護師には話せるという人もいます。また、入浴介助や排せつ介助は、男性看護師に対応して欲しいという人もいます。このように、同性だからこそ分かり合えることも多いのが現状です。
他にも、女性看護師が男性患者からパワハラやセクハラを受けている場合、担当を男性看護師に変えるように対処できる場合もあります。そのため、総合病院の病棟などでは、男性看護師が多く働いているケースが多いようです。
女性比率の高い看護師という職種で働くにあたって、男性看護師には心掛けておかなければならないことがいくつかあります。女性の多い職場では陰口や噂話なども蔓延しやすい傾向にあります。そういう類の話には、安易に加わらない方が良いでしょう。これは男性に限ったことではありませんが、自分の立場を悪くしかねないので注意が必要です。
そして、同僚に対し、見た目や性格などについて言及しないことも大事です。男性が女性に対して行う安易な発言は、セクハラにとられかねないので気を付けたいところです。